看護学生の実習体験から学ぶ命と寄り添いの看護力

看護師として働いて学んだこと

看護学生の実習は、教科書では学べない「命と向き合う緊張感」と「人に寄り添う力」を育てる場です。私が体験した抜糸後の患者さんの急変や、小さな失敗を繰り返しながら学んだ寄り添いの姿勢は、今も看護の原点として生きています。

私は72歳になった今でも、「人生で一番必死に頑張った時期は?」と聞かれれば、迷わず「看護学生の頃」と答えます。勉強や実習に追われ、眠れぬ夜を過ごした日々。患者さんの「ありがとう」に救われ、同期と泣き笑いしながら歩んだ経験が、今も私を支えています。

この記事では、当時の恐怖や必死さ、そしてそこから得た学びを振り返り、未来の看護師や介護士に向けて「小さな経験が看護力につながる」というメッセージを具体的にお伝えします。

看護学生が直面する恐怖と不安

看護学生の実習は、教科書では学べない「人と命に向き合う現場」そのものです。

  • 分厚い医学書と膨大な用語を覚えるプレッシャー

  • 実習先での緊張、患者さんにどう接すればいいのかという戸惑い

  • 指導者や先輩からの厳しい指摘に対する不安

さらに、私の場合は「小さな失敗をどうしても引きずってしまう」という弱さがありました。たとえば、注射器の準備で少しでも手間取ると「自分は向いていないのではないか」と落ち込んでしまう。そんな自分に何度も悔し涙を流しました。

けれども今思えば、この「不安や恐怖と向き合う力」こそが看護の土台を作ってくれたのです。

手術後の患者さんに学んだ命の重さ

実習中に経験した出来事で、今も胸に焼き付いている場面があります。

開腹手術を受けた患者さんの抜糸をした夜、突然ナースコールが鳴り、駆けつけると傷口が大きく開いてしまっていました。

その瞬間、学生の私は血の気が引き、体が固まりそうになりました。
「どうしよう」「私に何ができるのだろう」――頭の中が真っ白になり、恐怖で押しつぶされそうでした。

けれども逃げるわけにはいきません。私は震える手で物品を準備し、必死で声をかけ、先輩たちの指示に従って動きました。心臓の鼓動が耳の奥で響くような緊張感の中で「自分が立ち止まったら患者さんの命に関わる」と思い、ただ必死にサポートしました。

あの夜は長く、忘れられない時間になりました。
そして退院される時、患者さんが私に「命を守ってくれてありがとう」と言葉をかけてくださった時、胸が熱くなり言葉にならない涙が溢れました。

この経験は「命と向き合う仕事の重さ」と「患者さんの声がどれほど力になるか」を教えてくれました。

同期と仲間の存在が心を守った

看護学生の実習は、一人では乗り越えられませんでした。

  • 実習後に一緒にレポートを徹夜で書き合う同期

  • 指導者に叱られて落ち込んだ時に背中を押してくれた友人

  • 患者さんの「ありがとう」に一緒に涙した仲間

この「支え合い」があったからこそ、私は折れずに頑張れました。
仲間の存在は、看護の世界だけでなく、どんな仕事でも不可欠な資産です。

失敗と涙の中で見つけた看護の原点

もちろん、実習は失敗の連続でした。

  • レポートが何度も書き直しになり、悔し涙を流した夜

  • 技術が未熟で先輩から厳しく叱られた瞬間

  • 自分の声かけが患者さんに届かず、無力さを感じた場面

でも、そうした失敗の積み重ねがあったからこそ、私は「失敗は学びに変えられる」と知りました。
そして「看護は技術だけでなく、心で寄り添うことが大切だ」という原点に気づいたのです。

看護学生の経験が今に生きている

看護学生の頃の必死さと恐怖は、今の私にとって「支え」となっています。

  • 小さな変化に敏感になれること

  • 「大丈夫」という言葉の裏にある気持ちを想像できること

  • どんな状況でも「寄り添い」を忘れないこと

これらは、70代になった今も私の看護観を支えてくれています。

看護学生が意識すべきチェックリスト

ここで、未来の看護学生や介護士を目指す方に向けて、再現可能な学びを整理します。

✅ 恐怖や不安を「逃げずに受け止める」こと
✅ 失敗を学びに変える視点を持つこと
✅ 同期や仲間と支え合うこと
✅ 患者さんの声を自分の力に変えること
✅ 「技術」と同じくらい「心の寄り添い」を大切にすること

未来の看護師や介護士に伝えたいこと

看護学生の実習で学んだことは、すぐに成果にならなくても必ず未来につながります。

  • 不安や恐怖も、必死で向き合えば経験という財産になる

  • 患者さんの「ありがとう」は、どんな苦労も超える力になる

  • 仲間と歩むことが、看護人生を支える土台になる

私は72歳になった今でも、あの時の経験が看護の原点として生き続けています。
未来の看護師や介護士の方に伝えたいのは、「恐怖や不安があるからこそ、成長できる」ということです。

命と向き合った学生時代が今を支えている

あの頃の私は、毎日が必死で、恐怖と不安に押しつぶされそうでした。
けれども逃げずに向き合ったからこそ、患者さんの命の重さを知り、仲間と支え合う力を学び、看護の原点を掴むことができました。

そして今、未来の看護師や介護士にこう伝えたいです。

👉 「どんなに怖くても、不安でも、あなたの努力は必ず未来を支える力になる」

経験に無駄はなくて、すべてがつながり、いつか必ずあなたの看護を支える宝物になると思います。

👩‍🦳 ヨーリー|72歳からブログ挑戦中
長年、看護師として多くの命と向き合ってきました。
文章を書くことは苦手で「ブログなんて絶対に無理」と思っていましたが、awabotaとAIに出会い、挑戦を始めました。

いまは「72歳からだって新しい物語は始まる」をテーマに、AIと仲間に支えられながら、自分の気持ちや経験を少しずつ文章にしています。

話したくなったら、XにDM下さい。

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