「できない」から始まった、あたたかい時間

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― 利用者さんと作ったクリスマスリース ―

高齢の利用者さんに、少しでも季節を感じてもらいたい。

そんな思いから、今年はクリスマスリースを作ることにしました。

材料は、ちりめんと丸い発泡スチロール。

赤や緑に切った布を、編み棒を使って、

ボンドをつけながら一つずつ刺していく作業です。

始めは多くの方が

「私にはできないよ」

「手がうまく動かないから」

と、不安そうに話されていました。

それでも、

「まずは一つだけ、やってみましょうか」

そう声をかけると、恐る恐る一本、刺してみる。

ひとつ、ふたつ……

数が増えていくにつれて、表情が少しずつ和らいでいきました。

「なんだか手があたたかくなってきたね」

「これ、楽しいね」

そんな言葉が自然に聞こえてきました。

指先を動かし、色を選び、形になっていく過程が、

心までゆっくりほぐしてくれたように感じました。

リースの真ん中に飾った黄色いクリスマスベルは、

利用者さんに折り紙で折っていただいたものです。

小さなベルですが、その中には

その人の時間と想いが込められています。

完成したリースを見て、

「私が作ったのも、ちゃんとついてるね」

そう笑顔で話された姿が、今も心に残っています。

できないと思っていたことが、

いつの間にか「できた」「楽しかった」に変わる。

一緒に手を動かす時間は、

作品だけでなく、気持ちまであたたかくしてくれる。

改めて、そんなことを感じたクリスマスリース作りでした。

👩‍🦳 ヨーリー|72歳からブログ挑戦中
長年、看護師として多くの命と向き合ってきました。
文章を書くことは苦手で「ブログなんて絶対に無理」と思っていましたが、awabotaとAIに出会い、挑戦を始めました。

いまは「72歳からだって新しい物語は始まる」をテーマに、AIと仲間に支えられながら、自分の気持ちや経験を少しずつ文章にしています。

話したくなったら、XにDM下さい。

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