72歳の今、私は「もう遅い」と思っていた自分を少しずつ手放しています。
老後の理想と現実のギャップに戸惑いながらも、
知り合いの紹介で出会った「awabota」という場所が、
私の人生を再び動かすきっかけになりました。
🕯️ 若い頃に思い描いていた理想の老後
若い頃の私は、老後を“自由で穏やかな時間”だと信じていました。
好きな時に旅行へ行き、好きなことをして過ごす。
そんな未来を夢見て、一生懸命働いてきました。
けれど現実は、思っていたほど甘くはありませんでした。
体力も、経済的な余裕も、思うようにはいかない。
“自由”という言葉が、少し遠いものに感じるようになっていました。
🌧️ 心の奥に積もっていった「不安」
70代を迎えた頃から、心の中に少しずつ
“言葉にできない不安”が積もっていきました。
健康のこと、お金のこと、これからの生き方。
どれを考えても、先が見えない。
家族にも言えず、友人にも話せず、
心の中で「もう歳だから」と自分を納得させていました。
けれど本当は――
「まだ何かを始めたい」という気持ちが
ずっと小さく灯っていたのです。
💬 ある日届いた、“新しい世界”の話
そんなある日、
知り合いが、嬉しそうにこう話してくれました。
“awabota”っていう学びのコミュニティなんだけどね、
いろんな世代の人が一緒に成長しているのよ。」
その言葉を聞いた瞬間、
なぜか心が少し動きました。
「学びのコミュニティ」なんて聞いたことがなかったけれど、
その人の表情がとても明るくて、気になって仕方がありませんでした。
🌿 でも、心の中では“ブレーキ”がかかっていた
興味はあったものの、
「私なんかが行っても場違いかもしれない」
「若い人ばかりだったら恥ずかしい」
そんな考えがすぐに浮かびました。
当時の私はまだパソコンを使っていませんでした。
“オンラインでつながる”という言葉にもなじみがなく、
どこか遠い世界の話に聞こえたのです。
それでも、“楽しそうに話す知り合いの笑顔”だけが
ずっと心に残っていました。
🌼 気にはなるけど、動けない日々
紹介を受けてからも、私はすぐには行動できませんでした。
行こうか、やめようか――
その迷いを、毎日のように繰り返していました。
「やってみたいけど、不安」
「でもこのままでは、きっと変わらない」
そんな葛藤が続く中で、
心の奥から小さな声が聞こえました。
「怖いけど、行ってみよう。」
それは、ほんの一瞬の決意でした。
でも、長い間止まっていた時間が
少しだけ動き出した瞬間でもありました。
🌅 “もう一度だけ、自分を信じてみよう”
その翌日、
私は小さなバッグにメモ帳を入れました。
目的地は、awabotaの事務所。
どんな人がいるのかも分からないまま、
「一度会ってみたい」という気持ちだけで、
足を運ぶことを決めました。
その時の私は、
まるで学生時代の初登校日のように緊張していました。
でも、不思議と怖くはありませんでした。
“誰かに会いに行く勇気”が、
新しい人生の扉を開ける――
そんな予感があったのです。
🌈 不安は希望のはじまりだった
今振り返ると、あのときの不安は
“立ち止まるための不安”ではなく、
“前に進むための不安”だったのだと思います。
もし怖さを感じなかったら、
私はきっと動かなかったでしょう。
不安は、心が変化を求めているサイン。
「もう一度、自分を信じてみよう」
そう思えた瞬間が、私の“挑戦のはじまり”でした。
🌸 まとめ
不安は、人生を止めるものではなく、動かすもの。 「遅い」と思う時こそ、チャンスの入り口。 誰かに会いたいと思った瞬間、人生はもう動き始めている。

